カレ物語―エルメス・スカーフをとりまく人々 (中公文庫)

ファッションの本

極上クリエーターの素顔~店員より詳しくなれる。エルメスのスカーフ(カレ)にまつわる物語。特に圧巻なのは「第1章~カレを創る」で、エルメスのスカーフのデザイナー達の素顔が紹介されている。全員、素敵なアトリエで優雅に過ごしながらも、社長のジャン=ルイ=デュマ2世の眼鏡にかなうべく、厳しい仕事に手を緩めない。私はこの本を読んでから、持っているスカーフ全部を出して来て、誰のデザインか検証し、それ以降もデザイナーを気にかけ、購入している。後半の日本人へのインタビューで磯村氏が取り上げていたが、彼は奥さんが1枚スカーフを持っているにすぎなく仏特派員時代のエピソードばかり。こういう人物を取り上たところが本書の弱点。ものを作り出す人々の息吹と情熱を感じる本 竹宮恵子『エルメスの道』を読んで以来、「わたしも『カレ』が一枚ほしい!」と熱望しています。 それまでは、ただのスカーフ、しかもただのブランドの一つ、としか見ていなかったものの、その背景にあるたくさんの人の手と情熱に打たれたから。  この本を読んで、ますますその気持ちを強くしました。  作る人、売り出す人、そして身につける人、3種類の人々の、それぞれの個性が凝縮され、どの人の話にもひきつけられます。浅野 素女カレ物語―エルメス・スカーフをとりまく人々 (中公文庫)

—–

リンク

目次

極上クリエーターの素顔~店員より詳しくなれる。エルメスのスカーフ(カレ)にまつわる物語。特に圧巻なのは「第1章~カレを創る」で、エルメスのスカーフのデザイナー達の…